2016年 03月 20日 ( 1 )

雪柳と姉の事・・・

ここ数日グーンと暖かくなって、福岡市や名古屋では、桜が開花したそうですね
木蓮や白木蓮や雪柳が一斉に咲きだして
車を運転しながら、あちこちで咲いてるお花を見て
綺麗だな~と感嘆の声をあげています

我が家の雪柳も綺麗に咲いていますよ^^
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手前に見えている赤く膨らんでいるのは、ライラックの蕾です
今年は、沢山お花が咲きそうで、嬉しいな

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私は白くて小さな花が好きなので、雪柳が大好きです
雪柳は街路樹でもあちこちで咲いているし
ありふれた花木かも知れないけどほんのり微香もある雪柳・・・
30代の半ば、初めて庭のある家に住む様になって
私は、雪柳の苗木を植えました
だけど、翌年その花を見る事もなく
夫の仕事の関係で、その家を手放し、福岡で夫の実家に同居し
関西に戻ってからも、マンション暮らしでした
2002年にこの家に越して来て、私は一番初めに敷地の一番東側に
雪柳の苗木を植えましたが

ガーデニングの事に全く知識がなかった私に
一から、手ほどきしてくれたのが
当時、お花屋さんを営んでいた、すぐ上の姉でした

姉は硬い土を掘り起こし、苗に優しい寝床を作ってあげるのよ
柔らかいフカフカの土の中で、苗が思い切り根を張れる様にねって
腐葉土と園芸の土を混ぜて元肥をあげて、水をあげてと
手取り足取り教えてくれたのです

これから、私の庭のアドバイザーになってくれるはずだった姉が
それから2か月も経たないその年の6月に脳内出血で倒れてしまったのです

あれから、14年、姉は、本当に幾つもの試練を与えられました
側で見守る私も、自分とたった1つしか違わない姉の身の上が
可愛そうで、可愛そうでならず・・・

神様は、どうして姉に次から次へと試練をお与えになるのでしょうか
若くして、優しくて子煩悩だった夫を事故で亡くし

それを乗り越え、一人息子が自立して
長年の夢だった花屋をオープンして
お得意様も増えて、沢山の仲間に囲まれて、とても幸せそうだったのに・・・

そして、去年の2月に姉は新しい住まい移り
又、そこで幾つもの課題を乗り越え
やっと、その暮らしにも慣れてきたのに
又しても、姉にとって、乗り越えなければいけない問題が起きてきました

人間って、不公平だな~と姉を見ていて思います
そりゃあ、私だってこの年齢まで何の問題もなく生きてきた訳ではありません
とても辛くて、辛くて笑顔を忘れた日々もありました

でも、五体満足で動けて、側で支えてくれる夫がいます
お金持ちではなくても人並みに暮らして
自分のやりたい事もできる生活を許されています
自分が幸せだな~と思う時、いつも姉の顔が浮かびます

私にとって雪柳と姉の事は切っても切り離せない事なんです
雪柳が咲く頃、姉の夫の命日が近づきます
姉は、毎年この頃になると元気がなくなります
30年以上経っても愛する人を失った悲しみは癒えないのだと・・・


今日は、私も少し感傷的になってしまいましたね
でも、明日姉の住まいに義兄の好物だった物を作って持って行き
姉と二人で、義兄の冥福を祈ります

男勝りで頼もしかった姉
私はこの14年姉を側で支えながらも、自分の感情を抑えきれず
姉を傷つける様な事を言ってしまった事が一度あります

でも、姉は、決して私を傷つける様な事を言いません
もしかしたら、言いたくても言えないのかも知れないと思う事もあります

でも、私は、姉をずっと見守っていく役割を与えられているのだと思い
これからも、ずっと自分に出来る限り姉を支えていこうと思います
だって、大好きな姉ですもの


雪柳が咲く頃・・・・
by yokkofire | 2016-03-20 20:36 | ガーデニング