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ラ・スールの思いで

私のすぐ上の姉(もっこの部屋)の事は、何度か記事にしてきましたが
この話は、まだ、皆さんにはしていなかった様に思います


姉が脳内出血で倒れてから、もう10年になります
その頃の姉は、フラワーショップ香華をやってて

お店のお客さんや、当時、そのお店の隣にあった
宅配のピザ屋さんでアルバイトをする若い子達の
休憩場所として、いつも人がいっぱいでした

親分肌の姉は、一人息子が関東で一人暮らしをしていた
淋しさもあったのか、その若い子達に
美味しいご飯を食べさせたりして
仲良く付き合っていました

当時、まだ、キャリアウーマンをしていた私は
お店のお客さんを表のお客さん
それ以外の人達を裏のお客さんと呼んで

少し遠巻きに見ていたものです

でも、姉が病気になって
後遺症で車椅子の生活になって
自由に外出できなくなった今

それぞれに、自立して、皆家庭を持った
あの、若い子達が姉の事を忘れずに
訪ねて来てくれるのを見て

人の為に何かをする
見返りを期待しないで、心を寄せると言う事を
学ばせて貰った気がします

人は、その時にして貰って嬉しかったを
ちゃんと、覚えているんだと言う事も・・・

人は死ぬ時に、どんなにお金持ちでも
何ひとつ、持って行く事は出来ない

でも、自分が何かひとつでも
人の心に残せたら

それは、良い人生だったと
思えるのではないだろうか
ラ・スールの思いで_c0204121_1030263.gif

と、なんだか悟った様な事を書きましたが
10数年前に、由紀さおり安田姉妹に憧れて
姉と二人で組んだユニット ラ・スール
当時の写真を、姉が自分のブログに載せたので

私も、とても懐かしくて載せちゃいます

私達の事が少し、知られる様になって
これからだ~と言う時に
姉が倒れてからは、歌の事は、自分の中で
タブーにしていたけれど

やっぱり歌う事が好きで
最近はコーラスグループにも入れてもらって
歌う事の楽しさや、癒しを
改めて、実感しています
by yokkofire | 2012-03-01 10:37 | 音楽♪


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