TVの昼ドラマで、薔薇と牡丹と言うのがありましたよね
数え切れない程の花々の中で、美しさ、豪華さ、華やかさの
いずれ劣らぬ女王の座を競う、2つの花が
薔薇と牡丹ではないでしょうか?
私は、どちらが好きかと言えば
やはり、薔薇の方が好きですが・・
今から7年前の春、今は閉店になってしまった
大きな園芸店があり、そこの店は
牡丹の品揃えが凄かったのです
それまで、ほとんど牡丹には興味のなかったのに
黄色、赤、紫、白、と並んだ鉢の中に
この、ほんのり桜色がかった
牡丹・玉兎に目が釘付けになりました
何て、美しいのでしょう!!
何て、清楚なのでしょう!!
まるで、初めて舞踏会にデビューする
若くて、清楚な貴族のお嬢様と言う雰囲気に
私は、魅了されたのでした
そして、その2010年から、毎年2輪の花を咲かせてくれました
ある年には、3輪咲いた時もあったけど
鉢植えなので、買った時の大きさのままで
2016年まで、元気だったのですが
去年2016年には、枝が弱弱しくなっていて
今にも折れそうになりながら、蕾を1個だけつけてくれました
が・・・・ある日、見に行くと
昨日まで元気だった蕾が、無残にも
何の虫かに、蕾のほとんどを齧られていて
その年には、花を見る事ができなかったのです
6年の間、毎年私を喜ばせてくれた
玉兎は、その後、枯れてしまいました
ああ、これで、もうあの美しい姿を見る事ができないと
諦めざるを得ませんでした
年が明けて、今年2017年の始めに
ピンポーンと宅急便が届き
ハンコを持って出た私の目に入ったのは
段ボールに収まった玉兎でした
私が、あまりにガックリしていたので
夫が、内緒で、あちこちとネットで捜して取り寄せたのでした
おおおおお・・・
今年は、又、あの美しい玉兎が見れるのよ~
朝日を浴びている、ぷっくりした
2つの蕾・・・嬉し過ぎる~
最後まで、私の 牡丹・玉兎の物語に
付き合ってくださって、有難う(笑)